目に見えない育ち…!
年中組をふと覗いた時のこと、、、
担任が子どもと話をしていたので、外遊びから帰ってきた他の子どもたちに声をかけました。
私:○○先生お話してたから、ちょっとお部屋で待ってよっか。
Aちゃん:じゃあ、みんなでうたお!
Bくん:みんなこっちきてー!
Cちゃん:みんな、おへやはしったりはしんとこー!
Aちゃん:て、つなごっか!!
この後、子どもたちはこのように部屋の中央に集まり、手を繋いで歌をうたい始めました。
進級当初の子どもたちなら、お部屋を走りたくなってしまったり、各々が好きなことをして待っていたと思います。
どのクラスでも大切にしていることですが、
このクラスでは、担任が子どもの気持ちを聞くことを特に大切にし、思いを言葉にする機会を沢山作ってきました。
その取り組みが日常に繋がり、子どもたちが自分の思いを積極的に言葉にします。
先生とお友だちが何の話をしているのかな?と気になる子もいたと思いますが、その気持ちをぐっと抑えることができたのは、状況を見て今は行くべきではないと判断する力や自分をコントロールする力の育ちだと感じました。
また、どうやって待っていようかと考える力や楽しい提案をクラスみんなに伝える力の育ちも感じられました。
戻ってきた担任もその光景を見て嬉しくなり、ピアノで参加!!
子どもたちも大喜びで、とっても大盛り上がり☆
先生を待つほんの少しの時間に危険のないように考え、クラスの気持ちが1つになっている瞬間を見て、ほっこり嬉しい気持ちになりました。
今、目に見えない力(非認知能力)の育ちが重要視されています。
遊びを中心とした日々の保育の中で、伸ばしていけるように取り組んでいきたいと思います。