1学期が終わり、あつ~~い夏休みがやってきました!!
預かり保育の子どもたちは、暑さを吹き飛ばす勢いで全身を使って全力で、水遊びや泥遊びを楽しんでいる姿が見られます!
〈動くぞうを作りたい!〉
ある日、そら組の保育室にある絵本の表紙を見ている子が、「このぞうを作りたい」と伝えに来てくれました。
そこから、材料は何を使うか、形や大きさはどのようにするか、材料は何でつなげるか、子どもたちで話し合いながら取り組んでいきました。
身体と鼻は牛乳パック、顔と耳はプラスチックトレー、目はペットボトルキャップ、尻尾はトイレットペーパーの芯をボンドを使って付けていくことになり、、、、
ぞうの形が出来上がってくると、「色を付けたい」という声があり、絵の具で色を付けることになりました。
素材によって絵の具を塗ったときの色の付き方や、混ざりあう色の違いを発見し、それらを友だちや保育者と言葉で共有している姿から、言語表現力が育まれていると感じました。
↑プラスチックトレーに絵の具を塗ると、はじくことを発見!!
↑顔
↑おしり
友だちや保育者と感じたことや考えたことを共有し、そこからまた新しい発見を見つけ、それを自分なりに絵の具を用いて表現することで、豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにします。
完成に近づいてきた日、「ぞうにタイヤを付けたい」と話が出ました。そこから、「タイヤを付けるには穴がいる」「タイヤは段ボールで作ったら壊れへんかな」と相手に自分の思いを伝えて、それを受け止めるだけだなく、お互いに意見を出し合い、工夫しながら4回もタイヤを作り直して、、、
↑段ボールをはさみで切るのってむずかしい、、、
↑1回目に付けたタイヤ。動かしてみると折れてしまい、違う方法を見つけて、、、
↑タイヤが完成しました!!!
6月から作っていたぞうが完成し、初めて動かしてみることに、、、
「動いた!!」「タイヤこわれてない!!」
子どもたちの表情からは達成感や満足感が見られ、友だちと1つの目標に向かって取り組んできた楽しさや、完成した嬉しさを共有していました。
↑動かしたときにタイヤが壊れた経験をして、慎重に動かしていました
↑外の方が動かしやすい!
↑にじ組、いちご組に見せに行き「すごっっっ!」「ぞうやーーー!!」と言われている子どもたちの表情には、自信が満ち溢れていました。
ぞう作りが終わりかと思ったら、、、
「動くぞうの車庫を作りたい!」
と、今は車庫づくりに夢中なそら組です♪
↑どのような屋根にするのか、屋根を支えるためにはどうするのか、子どもたちで話し合い、様々な屋根を試しながら作られていきました。
↑ぞうの車庫が完成!!みんなで話し合った結果、さんかくの屋根が作られました。
今回の遊びから、作りたいものがすぐに出来上がらない大変さ、友だちと協力しながら考えを出し合い、試行錯誤して作り上げる楽しさやむずかしさを経験した子どもたち。これがきっかけに、自分に自信をつけて、意欲的に様々な事に友だちと協力しながら取り組んでいくことができたらいいなと思っています♪