キリスト教の精神に基づいた服部みどり幼稚園では、年長組になると、
”ページェント”という劇を行います。
ページェントとは、イエス・キリストのお誕生を聖書に忠実に「言葉と讃美歌」で広くの人々にお知らせする劇です。
つき組でも、約2か月間毎日練習してきました。
ページェントに取り組み始めた時は、台詞の意味が難しかったり、早口になってしまったりと、台詞を覚えることに苦戦していました。
みんなのやる気を上げるために、「セリフチャレンジ」をしました。
ゆっくりとはきはきと間違えずに台詞を言えたら、花びらに色を塗っていくというものです。
すると、毎日のように台詞を聞かせてくれたつき組さん。
みんなの頑張りでたくさんのお花を咲かせることが出来ました☆
言葉の意味を知ったり、役ごとのイメージをクラスみんなで考えたりすることでどんどんと自信たっぷりになっていきました!
劇中に歌う讃美歌は、普段保育室で楽しく歌う曲とは違い祈りの気持ちをもつためテンポもゆっくりめ。
「ピアノをしっかり聴くんだ!」と気持ちをそろえることを頑張りました!
また、座っても綺麗な歌声が出るように、背中を伸ばして足を床に付けるといった歌の姿勢も練習しました。
おなかも伸びて、とても元気で綺麗な歌声が出そう!
”讃美歌『お星が光る』を歌いながらピカピカを表現している星”
”イエス様の誕生をお知らせする天使”
ページェントの終盤では、羊飼いと博士がイエス様にお捧げ物をします。
隣の友だちとお捧げ物を置くタイミングを合わせたり、深くお辞儀をしたりたくさん練習しました!
練習を重ねる中でさらに気持ちが引き締まった瞬間は他学年のお客さんが見に来てくれた時です。
「登場してきた時がかっこよかった!」「歌が綺麗だった!」と褒められてちょっと照れるつき組さん♪
どんどんと自信を付けていきました!
”あらすじを説明する解説者”
”宿屋が見つからず、困ったマリア様とヨセフ”
”イエス様の誕生を聞く、杖を持った羊飼い”
”イエス様が生まれた印を見つけた、星を調べている博士”
本番の日はもちろん大成功!
「お客さん多かった!緊張した!」と、参拝に来てくださった保護者の方の人数が多く感じたようですが、緊張もしながらとても頑張っていました!
中でも、「楽しかった!」「セリフちゃんと言えた!」と満足気な素敵な笑顔で教えてくれました!
ページェントを通して、さらに一回り大きくなったように感じました♪